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【よくありがちな修理とリフォーム】・・・・(2016年12月)

  
よくありがちな修理とリフォーム(2016年12月号)

十年ほど前に一度リフォーム下さった結城市にお住まいのF様、その指輪を紛失してしまったとかで、お母様から頂いたリングを使える様にしたい......という事で、婚約リングのサイズ直しをご希望の娘様と一緒にご来店。
お持ち頂いた、長角のエメラルドが留めてあるPT850のリングは、リングの中央真下部分が細くて、しかも薄くなった為かリングが歪み、線が入り折れ曲がっていた。
もう一本のPT900の月甲丸も、リングの下部は見るからに薄くなっており厚みを計測すると0・6ミリしかない。
以前、病院での検査のために、はめっぱなしだった結婚指輪を外そうと思った近所の方が、「指輪が手に刺さった!!」と駆け込んで来た話をさせて頂く。
指輪が抜けなくなった人の為に、指輪を切断する道具(消防署にもある)は常備してあり、何度か使用していたが、指に刺さってしまった人は初めてで、外した後に厚みを計測させて頂くと0・6ミリであった。
通常、既製品として売られているリングは1・0ミリ厚のものが多く、10年で0・1ミリ薄くなったと考えられるが、重い荷物を持ったりとかの、指輪が摩耗し易い仕事条件下ではめっぱなしの場合は、この比ではない。
エメラルドリングは、上部の飾り下の部分から、徐々に細くなっているリングを切り落として溶かし、その地金にプラチナを加えて、リング幅を変えず厚みも1・0ミリのままで作り替えた。月甲丸は溶かしてやはりプラチナを加え、当店の見本をはめてF様が気に入った形(幅は細く厚み1・5ミリ)にした。幅と厚みのバランスの違いだけであるが、指に合ったものは美しい!

(プラチナリング2本+娘様のサイズ直し) 地金込み制作代 = 税込ご請求額¥116、200


オリジナルジュエリースタジオ-工房ゆりーこ