写真のBeforeの分量を、3回に渡ってお持ち頂いた義母様の遺品から貴金属をより分け、宝石をはずしてどの地金を使用してどの地金を売るか、出来るだけ利用価値を高める様、思案した。
PT900地金は、高騰時の半値まで下がっているので結婚リングは新しい地金で加工する。
指の長い奥様の方の結婚リングに、セットして使う同じデザインの指輪をもう一本欲しいというご希望で、沢山あるK18地金の一部を使い手造り加工、外したダイヤを留めた。他の地金は全て売却する。

「結婚式があるので･･･立て爪の婚約リングをリフォームしたい････」という電話を頂く。一番多い定番の電話では有るが、お会いすると50代に入ったばかりの若い方々なので、立て爪の寿命の長さに驚いている。
結婚リングも持参、これはサイズを上げるだけになさる。
Ｙ様も、当店の見本をみて人気度高いこのデザインを気に入って下さり、出来上がって後は、ダイヤの輝きに(こんなに光るとは････！？）と、御主人様に｢感謝をしよう!!」と言ってお帰りになった。

Ｋ様、使わないK18のイヤリングやヘッド・PT900のダイヤ入り指輪を持参、お手持ちの0.411のダイヤ付き指輪とセットになる指輪をK18で創ることに････。
イヤリングとヘッドからダイヤを全部外してみると、思ったより大きく、小粒のものを選んで留めたが、結構重みのある指輪になる。
預った地金は必要分だけ溶かしてオール手造りの所以でもある。

結婚指輪は2本共が、30年使用の歳月で彫りも消え薄くなって少し曲がっている部分も有りました。
殆ど使用せずという0.411キャラットの婚約指輪と、P/Kコンビのファッションリングの枠も利用して、婚約指輪と結婚指輪2本、計三本のリフォームを賜りました。
今後の人生も結婚指輪をお二人が変わりなく嵌め続けていくは、御主人様の好みに沿ったデザインで有ることが重要なので､まずは御主人様に色々嵌めて頂き（見本70種~75種)、奥様と共に決定。
奥様の結婚と婚約リングは2本がセットとして一緒に使用出来ることをお勧めしました。そうすれば使用しやすくダイヤを生かすことが出来ます。デザインは御主人と同じですが御主人様は（L）、奥様のは（S）という事で、身体に相応した相似形にすべて手造りしました！。

Ｋ様、東京在住のお母様から譲り受けた､ダイヤ0.63ctの立爪リングを婚約者の方へリフォームして差し上げることになった。
二回目にお見えの時、婚約者様の好み通りに図面を引き創ることに････。
手作り感を出し使い易いように手のひら側を幅広にして､30年後にも使える様にと地金は残さず全部使い切った。

お母様の立て爪リング、ダイヤ1.025ＣＴでサイズ１７番をお嫁様の指サイズ５に合うようにリフォームしたＳ様、守谷からご来店。
小指側のリング腕を下げて、指の奥までリングが入り込み薬指にヒットする婚約リングにしたので、同じ様に小指側を下げたデザインをお勧めしました。
リングの角度が変わる接点に、男性用にはダイヤ、女性用にはルビーを入れたいというご希望でした。
２本を組み合わせてなさったとき、ルビーが生きていました。

当初は結婚リングを見に来て下さり、色々見本を嵌めて頂いて似合うものと好きな物をチェックなさったご様子で、２度目にご来店のときは嵌めやすい結婚指輪を決めて下さった。
昔ご主人様が買っておいたという小さなｋ24のフクロウを売却する事に･･･。
そして、大きなダイヤを１個使用の婚約ヘッドを創りたいというご希望を伺う。
奥様に、当店オリジナルのダイヤ枠を何点か付けて頂いて、ご本人の好みとご主人の好みと、客観的な私の意見を照らし合わせると、ほぼ一致。
ご予算内で､ダイヤの質も落とさないお約束でなるべく大きなダイヤを探した。
照りのあるダイヤ0.789キャラットに出会い、PT850チェーンもご用意させて頂く。
思った以上に存在感の有るものが出来、うれしく思っています。

お母様の立て爪リング、ダイヤ1.025ＣＴでサイズ１７番をお嫁様の指サイズ５に合うようにリフォームしたいと、守谷からご来店。
細い指に対してダイヤが大きいので、リングの左右をずらして指の奥までリングがはいる、安定感の良いデザインにし、ダイヤ枠は通常の立て爪より多い８本の爪にして可愛らしくし、なおかつ軽く仕上げました。
デザイン画をメールで見て頂いたり、デザインが決まるまでは大変でしたが、はめて頂いたらよくお似合いで、重さも懸念しながら作ったので、敵当な分量だったようです。